子供の頃は毎日当たり前のように乗っていて、呆れるくらい遠くまで走っていって、全然苦にならなかった自転車。大学通学まで乗っていたけど、その後車移動が当たり前になってしまって、乗らなくなってしまった自転車。それから実に15年余経って、再び乗り始めた自転車。
 最初は「出先での足」。車を降りた後に現地で歩き回るのがかったるくて。いつの間にか「自転車に乗る」ことが楽しくなり、出先だけでは飽き足らず、直接自転車で遠出するようになり。ずっと乗り続けたいなぁ。

Bianchi intenso(2017.4~)

 OCR1にのって約10年。Tartarugaに乗るようになってから「硬さ」が気になる様になり、またあちこちくたびれて気が感じもあるので思い切ってカーボンフレームへ乗り換えることに。「激走ではなくゆったり指向」でお願いして勧められたのがGiantのDefyとBianchiのintenso。本当はDefyの方が「ゆったり系」らしいのですが、ついているパーツの良さに惹かれてintensoを選択。

 そもそも車体ごとの善し悪しを判断できるほどの経験はないし、正直それほど「軽さ」や「やわらかさ」でOCR1との違いは感じませんでしたが、同じ距離を走った後の疲れ方が違う(気がする)し、やっぱカーボンフレームはいいなぁ、と思いつつ、ゆるゆる距離を重ねつつあります。

Tartaruga type SPORT Grand Touring(2015.5~2019.4)

 いわゆるドロップハンドル付の折り畳み式自転車の存在を知り、気になって数年。中でもTartarugaっていいなぁ、でもMatrixはすぐ乗らなくなっちゃったしな…と逡巡すること数年。まぁ実物見てみるか!ってことで横浜GCSへ行って、5分後には試乗、10分ほど山下公園内を乗り回してすっかり気に入り、結局即買。

 そこそこ軽量で(11kg弱)固めのサス付なので荒れた舗装や軽い悪路も楽々(でもグニョグニョしない)。またフォールディング機構も実によく考えられていて、特に「イージーフォールド」と呼ばれる「前輪だけ外してたたむ」モードでそのままメガーヌのトランクにすっぽり収まるので持ち歩きもストレス無し(後輪も外す「フルフォールド」にすれば後席一人分のスペースでOK)。
 弱点は「ハンドル高さ」が調整できないこと(スペーサーを入れれば無理やり変更できるのかもしれないけど)。シート高さは足の長さで決まってしまうので、体が大きい人は随分強い前傾姿勢を強いられることになります。ハンドルを傾けることで多少は調整できますがカッコ悪くなるので要注意。

 その後暫くの間は、家から離れた場所で走りたいときにクルマで持ち出して重宝していたのですが、だんだん自転車に乗る時間がとれなくなってきて、たまに乗るときはやはりロードに乗りたくなってしまうため、結局1年以上乗らない様になってしまいました。
 自転車は乗ってあげないと可愛そうなので、結局輪行好きの知人に里子として出すことに。今頃は新しいオーナーの元、楽しく野山を走っていることでしょう。

GIANT OCR-1(2007.12~2017.5)

 ついにガマンしきれなくなってMatrixを買った自転車屋さんへ行き、「今度はロード」と言ったら「これしかない」と勧められたOCR-1。ロードレーサーよりもちょっと太めのタイヤとアップライトの姿勢のロングツアラーモデル。歳も押し詰まってからの納車でしたが寒さに負けずに乗るにつれ、すっかりこれでロードにハマってしまいました。

 Tartarugaに乗る様になって「車体の硬さ」が気になるようになり、カーボンフレームのintensoに乗り換えましたが、その間約10年メンテらしいメンテもしていないのに調子が落ちることもないシッカリ者でした。

DAHON Matrix(2007.7~2008.8)

 ちゃんと自転車を楽しみたくなり、厚木の自転車屋さんへ行って「折りたたみ式の軽いMTBを」と言って薦められたMatrix。

 車体が軽くて(約12kg強)しっかりしているのでとても走りやすく、でも一方で細かい作りは雑なのか、変速がうまくいかなくて前ディレイラだけShimanoに交換し、チェーン鳴りが消えなくてShimanoに交換し…「ちゃんとなるまで面倒見ます」と自転車屋さんが対応してくれるので、やっぱ専門店で買って良かったなぁ、と。

 ただ、OCR-1を買ってからはあまり乗らなくなってしまい、引っ越しの機会に友人へ譲渡。

UGO FD-MTB20 (2006.4~11)

 1年ほどMTB26を乗り回して「山道はちょっと辛いなぁ」とwebを漁っている時に見つけて衝動買いしてしまった「折りたたみ式電動アシスト付MTB」。

 小径タイヤのため最初の漕ぎ出しがラクで、また結構力強くアシストしてくれて快適、というのが第一印象。でも、法規でスピードにあわせてサポート力を減らす仕様になっているため、全速走行時にはアシストゼロ(=ただの「重い小径自転車」)という厄介な代物であることにやがて気づきました。

 山道中心にそこそこ乗り回していたのですが、ある日運搬中に落下、チェーンリングが曲がってご臨終。わずか半年余のおつきあいに終わりました。

UGO FD-MTB26 (2005.7~2007.7)

 カメラをもって写真を撮り歩いている内に、出先での足が欲しくなって自転車を検討。でも、どうせ乗るなら街中やキャンプ場などでチョコマカ走っている小径自転車はイヤだったので「折りたたみ式MTB」を何度かwebで探している内にやっとヒットしたのがUGOの26インチMTB。その頃は結構イイ値がしたけれど他に選択肢も無かったこともあって迷うことなく購入。

 その後、もっと軽くて走りやすい自転車が欲しくなって、DAHONのMatrix購入とともに、お別れ。

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